Uberを使ってみた

このブログの末尾にプロモーションコード付きの招待URLを張った。興味があれば登録してみて欲しい。双方に2000円の無料枠が与えられるそうだ。この記事はそういう意味において真面目である。

○ Uberとは

https://www.uber.com/

一言で言えばスマートフォンのアプリケーションからリムジンタクシーを配車してもらえるサービスのこと。アプリは無料だが、サービスの利用には料金がかかる。

アプリで配車して欲しいポイントを指定すると、そこに車がやってくる。車の現在地と、大体何分かかるかをアプリ上で確認できる。また、着いた時にはスマホへの通知もある。

電話番号を登録しておくため、必要に応じて運転手から連絡がくる。ショートメッセージと(おそらく匿名化された)運転手との電話連絡が可能だ。なお、背後にはTwilio (日本版はこちら)を用いているとのこと。

現在日本ではテスト稼働とのことで、Webページは英語一色だ。ユーザとしては唐突に英語対応を必要とされないか不安になるが、運転手は日本人で、今回の方は少なくとも大変丁寧な対応をしていた。

ユーザは対応が悪ければ個別の運転手にレーティングをできるので、そういう意味でも安心できるだろう。

○ 今回の利用例 (2013-11-16)

歩いても行ける位置のあるホームセンターまで行くことになった。歩いても良いが寒い。

そこで、他の人の招待コードによって得た2000円の無料枠を使ってUberで移動して見ることにした。

登録後のアプリの画面は非常にシンプルだ。以下のようにピンを立てるだけでよい。



ここで、3つポイントがある。

  • GPSでピンの初期位置は決められるが、ピンの位置は移動出来る
  • 空いているリムジンの場所が分かる
  • リムジンが到着するまでの概算時間が表示される

どうも予約はないようだ。また、リムジンの台数は少ない (都内で合計10台らしい)。混んでいるときには待つ必要があると、運転手は言っていた。

都内の10台はサービス中を除いて六本木周辺に偏在しているらしい。そのため、上野方面ではすぐに配車とはならない。

日本におけるこの「概算時間」はあまり当てにならないようだ。

画面上では「15分」と表示される位置にピンを立てたが、素人目にも「15分で都内をこの距離移動するのは無理ですねー」と分かるほどに、無謀な概算時間だ。六本木から本郷三丁目まで15分とか、結構すげーぞ (Google Mapsによると23分)。

予約直後に電話がかかってきて「25分程度かかる」と運転手が伝えてきた。待つ旨伝える。

(後述するが、通話はできるものの、運転手に電話番号が知られることはないし、こちらも相手の番号は分からないと予想される)

待っている間、太鼓の達人プラスjubeat plusをやると良いドン

ところで、この間もUberアプリ上では、自分が頼んだリムジンの位置が分かる。新お茶の水あたりですねー。そろそろですねー。出る準備しますねー

リムジンの情報は位置ばかりでなく、運転手の名前やナンバープレートの情報まで書いてあるので、街頭に出て待っているときにも分かりやすい。

もっとも、リムジンなので明らかであった。

(リムジンが到着するまでリムジン配車サービスだということを知らなかった筆者がここを通りますよ λ...)

相方が写真を撮る。社内でも撮る。ぱーしゃぱしゃ

サービス3日目とのことで、写真を撮る人は多いらしい。

ここからはただのリムジンタクシーである。

なお、タクシーっぽい見た目もしてないし助手席シートの後ろに広告チラシがたんまり、ということもないので、間違いないこれはリムジンだ

りむじんだーりむじんだー

なお、社内で見たのだが、Uberでは運転手にリムジンとiPad (miniかな?) が渡されているらしい。相手側もまたiOS向けのアプリ (運転手用) で連絡を取っているのだと予想される。車載ナビではない。あれ、ちょっと危ないかもね。

というか、上記でリムジンが目の前に現れて信号にいるとき、運転手が「到着しますよ」通知ボタンを押してるの、見えたのね。で、自分の携帯が震えた。俺も(寒さに)震えた。

(Android端末, 具体的にはNexus 7かと思ったのだが、ケーブルが違った)

で、乗り心地は、うわぁすごいこれタクシーじゃないですよねーそうですよねー。

きちんと日本人であり、スーツである。ああ、セバスちゃんって呼んでいいですか。

で、短いのですぐ到着。本郷三丁目あたりからオリンピックというホームセンターまでである。地元市民的には「近いな……w」と思うレベルだ!

到着後、その場での支払いは発生しない。なぜなら登録時にクレジットカードを登録してあり、それから自動引き落としになるから。リムジンである。……、あ、運転手が今「運転終わった」ボタン押した。

この時点でメールとアプリレベルでは請求書が発行される。多分だが、運転手はいくら分走ったかも通知されてないと思われる。

900円。2000円の無料枠があるので、0エンの請求書である (請求内容はメールにちゃんと記載されている



○ 料金

アプリに説明がある。オンラインでもっと詳しいユーザがいるだろうから、ここは省く。


同じ距離をタクシーで移動すると最低料金と考えると、今回のケースは「リムジン」という件、配車してもらっている件を考えてお安いのでは、と思った。ただ、おそらく用途が少し違う。

○ 電話番号について

今回、運転手から電話がかかってきた (逆が出来るかは試さなかった)。運転手に私の電話番号が知らされているのだろうか。

この記事では予想のみとするが、たぶん知らされていない。こちらも相手の電話番号は知らされてないだろう。Twilioという別の技術的サービスがこれを実現していると予想すr。

念の為、移動後に上記番号に電話をしたが、実際繋がらなかった。

○ 用途?

配車がすぐではないため、タクシーの即座に移動には合わない。また予約が出来るように見えず、さらに台数が決め打ちであるため、混雑時にも安定したサービス供給自体は期待できない。

趣味的移動でうまく使うのが良いだろう。特に出先でのんびりしているときに、20〜30分の遅れを見越して配車を指定すると良い。2000円分の距離感が計りにくいので、初回は普段なら「ちょっと歩くかなぁ」くらいの喫茶店を目安に。

○ 招待コード

下記から申し込むと (2013-11-16時点で) 2000円の無料枠つきで登録できるとのこと

https://uber.com/invite/fqaby

必要なのは

  • 名前
  • 電話番号 (相手は日本人なので安心するといい)
  • eメールアドレス
  • パスワード
  • 使用する言語 (アプリ内と思われる。Japaneseがある)
  • カード情報
    • AMEXは使えなかったような……
登録自体では課金は発生しないので、興味があれば遊んで見ると良い気がする。


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