締め切りに関する二点

問題解決には「締切」がもってこい

現在上記をサポートする事実と、それによって驚異的に破壊されるオレの脳内がパニックな平日です。こんにちは

で、まぁ冷静に書きますと、とりあえず「締切」によって先に進むものがあります。

私は結構前から会計系統の勉強をちょこちょこしてましたし、本も読んでたんですが、とりあえず決算書は読めるようになりませんでした。

ポイントは私の記憶力が非常に低いことです。投入量に対してコンセプトの把握が先に行くんですが、特定の用語が頭に定着しない。だから粗利益はそりえきと読み続け (あらりえきらしいですよ?)、営業利益と経常利益の違いも漠然としかわかりませんでした。

そこで簿記2級でございます。こちら、試験範囲で試験日も決まります。これこそが、勉強における一つの締切です、奥様。

というわけで現在では分かります。ていうかおかげで今書いてるブログに費やされた時間が直接労働に含まれないことも分かります。(でもおねーさんこれは製造間接費に入れていいの?)

で、年単位の願望が試験一つで叶うのなら、やる価値あるじゃん、というわけです。

しかしですねしかし、今全く別方面で締切が定められている案件では別の悪夢が生まれております。

こちらの締切は勉強のことではまずございませんが、締切攻略への最短ルートをたどった結果、ソースコードの各所からは汚泥が湧き上がり、JavaScriptで書かれた手元のXPCOM拡張を変更したら、Javaとphpを経由した結果として、遙か遠方のサーバでC++がセグフォで落ちたりします。なんなんだよ!!!

これはわかめが見たら発狂して「死ぬが良い」って言ってきそうです。windowもdocumentもないJavaScriptに慈悲をください


で、理由は単純です。

締切というのは、その締切に到達するためのルートを強制的に優先させる手段だということです。そのルート上にないものは優先されないどころか、目標の遠くに置かれることすらあります。

先日英語学習の手伝いをしたとき、素の英語力をつける方が良いという指摘に対して「それは試験にでねーんだよ!」と言われました。

試験というのは最終的に出来る人が受かる仕組みになるべきで、私はまず出来る人になろうぜ、と言ったわけです。

しかし一方、締切としての試験は、出来ることより試験を先に回し、だから例えば間違った英語勉強でも受かればよし、という態度を醸成させます。

締切を置くとしましょう。特にハードな締切としましょう。起こることは希望と絶望と相転移かもしれません。

プログラムで言うなら、2ヶ月後の納品から3年間以上、使われて変更できないAPIのメンテナンスで苦しむかもしれない.

英語勉強で言うなら、She is short cut. とか言い続けて微妙な日本人英語を10年にわたって埋め込まれるかもしれない。

締切によって進む行き先は正しいでしょうか。あなたの戦う相手は、はたして締切なのか、あるいは。


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