2012-12-05と2012-12-06の出来事

書いてることばかりしてるわけでもなくて、なかなか全部書ききれないというか書いちゃいけない話もあるし書いても不利になる話なんて書くわけない、なんていうのもありますよね。

特にここ数年でカジュアルに自分が何をしているかを書く人、考えていることを積極的に書く人というのが私の目にもがっつり入るようになってきたという印象がありやなしや。昔からそういう発言そのものはあったのですが、個人あたりの頻度、そして集団での発生頻度という意味では格段の違いがあるなぁと思います。

そういう中で、ビジネスマンのブログポスト、Facebookでの記事再掲載とかが、ちょっとばかりなんというか自己満足、個人の発言と見せかけてステマというか宣伝、という形で増えてきた印象もあります。多分、もっと壮大にやらかしている大型の事例に影響を受けて、個人レベルの情報提供でも何らかのしきい値が下がったんだろうなーっておもってます。

昔なら「恐縮なんですが宣伝させてね」という断りもあってそれでも「それ宣伝か?」と思う程度だった気もするんですけど、いまだと、自分がこういう仕事をして、今度こういうイベントがあるからぜひ来てね、という、実際問題ない範囲が多いはずの話が良く来て、よく見ると……会費10,000円で、お友達歓迎というオーラよりは立派に研究会宣伝行為に踏み込んだ感じの、しかし全体として完全にポジティブであるがゆえに、Likeここでクリックしないとなんというか何かこえーな、とか、そういう事例がやや増えてる。というかLikeしてる人々も……お前多分その背後で仕事した経験あるだろ、という。そこに、そういうコンテクストですごくポジティブに金を投げ入れてる界隈というのが乗っかってる。

なんというかロックスターコンサートの行列を横で見てて列の中の人が「なにあいつらこれのよさもわかんないの?」とかいう顔してこっちをチラミしていて、でも数カ月後にはそのスターはテレビに出てなかったり。で、何が微妙かって実はその自分のFacebookの知り合いが企画してるんです、っていう感触なのでござる。

あるいは、なんというか最近辛いなー、という発言を頻繁に繰り返しつつ実は儲けをその「辛い」から相当程度引き出すという魂胆も併せ持って、結果として辛さ倍増させつつ金は持っていく、というあざとい感じのテンションもたまにはあります。どっちなんだどっちかにしろ、という気分はあり、一方でどっちかに特化したその人の発言というのも見たくはないんですね。ああ、この混ざったのが彼なのだが、何故、何故、何故、私はいま一瞬負の感情を彼に向けたくなったのだろう、というそういう問に対して、ひっくり返って読むだけでこちらが罪悪感を感じるのです。うぜぇ

プライベートとパブリックの境界上に揺れ動く魂と商魂がないまぜなまま具現化して、結果としてその人の内部の戦略と良心と悪意がごっちゃになり、それを見ている我々からは、シンプルに言えば「おー……またステマだ」という感じに見えるのではないかと勝手に予測しております。

で、本当のところ他の人がそういう状態になってるのは現在進行形のWebでの作法として標準的というだけでそんなに問題ではないとは思っています。というよりね、ネットで募集かけるのが一般的じゃなかった時代にはそんなことありようがないのよね。最近の自然な戦略を以前と同じく共有したら、単にこう見えるんだろ

問題は私がどう「そちら側」の自分を出すべきかで、そこが、総じて問題となります。

より一般に「私、どうなの」という話は結構危機感を持ってはいます。何を自分の中にキープしとき、何を相手に渡すのが、ある意味上のようなびみょーな感情に対する回答として機能すんのかなー、というのが色々と悩みどころです。おそらく中立的で、オープンソース的に明らかに「このノウハウがぐぐった結果内に欠けてるなー」というところをぶちぶち送り込みつつも、送った矢先に腐っていくというブログ文章の本質にいつも恐怖してます。そして次の項目で「誰か先行研究いないかなー」ってぐぐると、もわ爛漫っていうふざけたサイトが出てきて趣深い。

本当に最近考えていることの一部分すらそっちの技術面には出てないので、何かないかなー、と思いつつ、気になることについての寸評はFacebookで範囲を狭めといて有用なフィードバックを期待し、後は、なんというか、ねぇ。

仕事面でも、ここで書いていることは全体の30%といったところなんですよね。書くとバックファイア、というケースは書けないわけなので書かないとして、後、例えばここを読んでいる人で私からRFPについて講釈受けたい奴はきっといないので、そっち面は全力で放置してます。「RFPの元になるRFPがほしいのでこっちから提案しつつ用語集もセットでなんとかしないと何か暴走しそうなんですよね、というRFP書くか」という、そういうもくもくした話を書くには私のレベル的にもここを読んでる人の期待という意味でもまだ早いという印象があります。ああでも、そういう仕事もあるんですよ

よくわかんねーなどうしよう、という行き止まり気分を感じ取った時、驚くほど頼れないソーシャルサイト。しかしそういう状態も、もう何度も過ぎてるので諦めるとしても、何かもうすこしほしいなぁと思う限り。

おお、これはそういえば「出来事」シリーズの記事でした。

2012-12-05

朝ランニング (7.5km)、簿記2級

とある忘年会がある関係で翌日に朝ラン出来ないことが予想されたので、今までの距離で十分余力があるところで長めに走ってみた、という部分もある。

晩から某所で忘年会。知らない人が多々。

飲み会で飲み過ぎるというベーシックな問題をなんとかしようと思ったが結局結構飲んでしまった。幸い前後不覚になるレベルではなかった。でも最近そんな飲んだことねーよ。

正直、飲み会の席で酒の勢いで飛んでくるディスカッションほど昼間にやりたいと思うものはないんだけど、どうして昼間には率直にそういう質問が飛んでこないのかしらね。こちらもこちらでそういう質問を投げたい相手に昼間は会えなくて不思議だと思うわけだ。

ある意味勉強になったといえば各会社の営業畑で、営業は酒の席でも営業だなぁ、と。なんというか、腹の底の見えなさとこちらの期待に応じた情報提供力というのがすげーなぁと。

2012-12-06

一日中ミーティングデイっ

今の仕事に移って良かったと思うことの一つが (一昨日含めて) 異業種の人々から学べる量の増加で、ただそれはミーティング量に対する副作用という。

人に会うのは好きなので問題はない一方、孤独にコード書く頻度は減ったのは間違いなく、ここは取捨だねぇ、と。

[フライングフェアリー はじまり]

密やかにネタバレ。

ごにょしてごにょして終章に突入。うぐぅ、正面切って何も興趣のない展開に。神風怪盗ジャンヌのケースだってもう少し趣あったよ! (ネタバレ)

ちなみに終章と真終章があるらしいので、自力でやっててここ読んで知らなかったら突入条件を調べることをお勧めします。知り合いで7章で挫折したという人がいましたが、多分……知らないんじゃないか

正直このゲームで一番つらいのは何よりもヴィクトリア様の声で、あれはなんとかならないのか。子役に喘ぎ声とか……えろすぎる (嘘

この作品にはコーヒーと紅茶の産地 (および水のクリスタルが解放されてない際の流通経路) がなさそうなのに飲めているという謎があって、これはきっと真終章で分かるんだろうなぁ、と期待してます。

(ガイドブックによると真終章までの道のりはもともともっと長かったそうだ。そう、もっとずっと長かったそうだ)

[ライングェアリー おわり]




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